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4スタンス理論のB1タイプの方の膝の動き、使い方について解説

2022/12/21

今回は4スタンス理論のB1タイプの方の膝の動き、使い方について解説をしていきたいと思います。

まずB1タイプは膝を前に出して、腰の下にかかとが揃うような形でアドレスをセットします。

そして右1軸タイプです。この右1軸タイプと聞いて、右足を起点にその場で回るのかなって想像してしまう方もいらっしゃると思うんですけど、実際は右1軸といっても、右足に重心を過度に乗せるわけではなく、右で軸を揃えますよというところでポイントがあります。

トップの時点で首の付け根の真下に右股関節が、この2点が上下にそろう状態ですね。

これがB1タイプの方にとっての軸です。

アドレスで過度に右へ体重をかけることもNGです。

真ん中に近い右に重心を意識して構える程度が適正です。

そして、B1タイプは後方から見て背筋をピンと張るタイプではありません。

多少猫背になる傾向があります。多少、猫背になるということは、その場で体を捻転にしても頭はやや右へ動きます。

これがもし背筋をピンと張った状態で、同様の動きをしても頭は動きません。

極端な説明をしますと、かなり猫背にした状態で、その場で動くと頭は大きく右へ動きます。

このような原理で、最初のアドレスの若干猫背でいいですよというところがポイントで、その場で振り上げても、やや頭が右へ頭半個分くらい動きまして、この首の付け根の真下に右の股関節が揃う結果となります。

ここを理解せずに、首の付け根と右股関節を上下に並べようとしてしまうと苦戦してしまう結果となります。

しっかりとアドレスの姿勢から軸までの動作が紐づいているというところをベースに理解してください。真ん中に近い右に重心を意識した状態からその場で振り上げます。

その結果、軸が揃うことになりますが、この時にやはり右を起点に運動しますので、左の膝は斜め前ですね。斜め左前に動く結果となります。

そして、あらかじめBタイプである腰の真下にかかとがくるような形でアドレスを取ります。

バックスイングでは、右足内側土踏まずに重心が乗りながら動きます。そうなると重心が右足の内側土踏まずにありますので、膝は自然と曲がった状態のままとなります。

バックスイングで右膝はアドレスからあまり動かない結果となりまして、そうすることでダウンスイングでプレーンからクラブが下りてきます。

これが、もし膝が後ろへ引けてしまう場合ですね。

重心がかかとなどに乗ってしまって、膝が結果伸びてしまいましたよと、そうなると、クラブはインサイドから入ってくることになります。いわゆるインサイドアウトですね。

インサイドアウトになってしまうとダフリ、トップ、プッシュ、フックこのような球筋の結果となります。

Bタイプの方ってアドレスがやや猫背で構える傾向があるんですけど、これが正解なんですね。

これを無理に背筋を伸ばしましょうというフレーズにとらわれて無理矢理やってしまうと、もう正しく軸を取ることすらできないセッティングになります。

こうなると、どんな努力をしても軸が取れない結果となりますので、失敗がほぼ確定となってしまいます。

ですので、セッティングの時点からタイプによって内容が異なりますので、ここの部分からしっかりとスイングの構造を理解して練習をしてみてください。

そしてトップからダウンスイングへ入るときは、自然と右膝が左膝の方へ寄りながら動いてきます。

そして、フォロースルーフィニッシュで右膝は左膝にこれはひっついても良いです。

ひっつかなくても良いのですが、自然と寄ってくる形になります。そして、I字型フィニッシュとなるのがB1タイプの特徴です。

B1タイプのプロゴルファーの選手はイボミ選手などが対象になります。

スイング動画などを見ていただきながら、ぜひ今回の内容を取り入れて実践してみてください。