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コースでの傾斜の見抜き方

2022/07/01

コースでの傾斜の見抜き方について、お伝えしたいと思います

コースへ行くと、ほぼ9割以上が傾斜からのショットになるかと思います

これは練習場はフラットですので、コースへ行くと、いきなり傾斜からボールを打つことになります

そこで練習場では打てるのに、コースへ行くと途端とミスショットが増えてしまうと、このような原因にも関連があります

そこで、この傾斜の見抜き方について、コツをお伝えしていきたいと思います

まずですね、ボールをこちらへ打っていくとします

この時に、足を肩幅程度に広げて立ちます

そして、今、左足と右足、どちらが高いかなというものを、ジャッジします

今で言うと左足が高いです

ということは左足上がりです

そして、これを後方でも同じことを行います

同じく肩幅程度に足を広げて、右足、左足どちらが高いかというところをジャッジします

今回は右足が高い状態です

ということは、アドレスではボール側つま先上がりの傾斜という状況が判別できます

そうすることで、左足上がり、つま先上がり、このような複合のラインだとしても、正しく判別することができます

そして、次にやることとしては、左足上がりでは、姿勢をどのように変えるべきなのか、つま先上がりでは、姿勢をどのように変えるべきなのか、これを単体で考えます

まずですね、左足上がりの場合は、姿勢を特にいじる必要はありませんので、無意識でアドレスをします

そして、もう一つのつま先上がり、これは、つま先上がりで、通常通り姿勢をとってしまうと、ボール側の地面が上がっている分、顔とボールの距離が近い状態になりますので、そのままスイングしてしまうと詰まってしまうと、いわゆるダフリなどの原因になります

そこで、いつも通りの顔とボールの距離に合わせるために、棒立ちにします

そうすることで、クラブが詰まることなく、綺麗にボールにヒットすることができます

では、次に他の場所へやってきました

今回も同じようにジャッジをしていきます

まずは、こちらへ向かってボールを打っていく状況で、そのままアドレスの位置から足を肩幅程度、開いて、どちらの足が高いかを見極めます

今回は左足が低いです

いわゆる右足が高い状態ですね

この時点で、左足下がりということが判明します

そして後方で、同じく肩幅程度、足を開いていただきます

今回は左足が高いです

ということは、つま先下がり、という傾斜の状況が判明します

ここで先ほどと同様に、左足下がりと、つま先下がり、このような複合したラインの中でも、一つずつ単体で傾斜の対応をしています

まず左足下がりですね、これは体勢を左へ傾けて、傾斜なりにクラブが振れる準備をします

そして、もう一方のつま先下がりに関しては、通常通り姿勢をとってしまうと、ボール側が下がっているわけですので、クラブがボールに届かないような状況になります

これを回避するために体勢を下げます

体勢を下げることで、ボールに届くことになりますので、きれいにボールにミートすることができます

このようにですね、この傾斜でも、単なる左足上がりのみ、つま先上がりのみ、というような形ではなく、2つの傾斜が混ざっていると、このようなケースも少なくありませんので、このようにボールを打つスタンス側の場所と、後方から、しっかりこの足で見ることで、適正に傾斜をジャッジすることができます

この傾斜のジャッジの内容なんですけど、目で傾斜を見るという方法もあります

目で見る方法も参考にはなりますが、やはり錯覚というものもありますので、比較的この目で見る情報プラス、足で土踏まずで傾斜を感じると、このような方法も非常におすすめです

このように、足で傾斜を感じることが一つトレーニングとして感覚が研ぎ澄まされていくことで、普段のショットを打つ際の傾斜を見抜くことだけでなく、パターのスライス、フック、上り下りなどのライン読みにも活かされます

このようなポイントをきっかけにゴルフ全体の精度が引き上がりますので、ぜひラウンドへ行かれた際は少しでも参考にしていただけたらと思います